建築表現Ⅲ

設計及び構造に関する製図の方法や約束をまず実習によって習得し、実際の設計の図面模写をおこないます。部材と部材とがぶつかる場所での建築的な処理から始まって、敷地における建物の配置にまで、広い範囲にわたって説明を行う予定です。

第一課題「慈照寺東求堂」トレース課題

東求堂は慈照寺境内に建つ、およそ7m四方の一重入母屋造り檜皮葺の持仏堂である。慈照寺は、足利義政が文明14年(1482)より造立を始めた山荘(東山殿)の後身で、延徳2年(1490)の義政の没後、生前の意思にもとづき禅寺に改め慈照寺と称した。東山殿の多くの建物は永禄頃の兵乱によってほとんどの建物が失われ、現存するのは東求堂と銀閣(観音殿)のみである。
東求堂は東山殿の中の持仏堂として文明18年に建立されたことがわかっている。その後、江戸時代から近代、現代まで数度の修理を受けて現在に至っている。これらの修理により様々な改変が行われたが、昭和38年〜40年の解体修理によって建立当時の姿に復旧された。

  • 平面図

  • 矩計図

  • 矩計図(右上拡大)

  • 矩計図(左上拡大)

  • 矩計図(左下拡大)

  • 矩計図(右下拡大)

  • 垂木

  • 格天井

  • 格天井

  • 全景

  • 遠景

  • 遠景

  • 遠景

  • 遠景

  • 正面

  • 正面

  • 正面

  • 正面

  • 西面

  • 西面

  • 西面

  • 北面

  • 正面軒

  • 池の石組み

  • 池の石組み

  • 軒下

  • 縁石

  • 軒先

  • 軒先

  • 軒先

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 軒裏

  • 屋根の棟

  • 屋根の棟

  • 屋根の棟

  • 屋根の棟

  • 東求堂の扁額

  • 東求堂の扁額

  • 同仁斎の扁額

  • 舟肘木

  • 舟肘木

  • 竹の節欄間

  • 竹の節欄間

  • 竹の節欄間

  • 鴨居

  • 舞良戸

  • 連子窓

  • 連子窓

  • 連子窓の框

  • 連子窓の框

  • 連子窓の格子

  • 桟唐戸

  • 桟唐戸

  • 釘隠(六葉)

  • 釘隠(六葉)

  • 隅の桁の取り合い

  • 縁板

  • 地長押の取り合い

  • 藁座

  • 藁座

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 桟唐戸の花狭間

  • 折り上げ小組格天井

  • 折り上げ小組格天井