本研究会は『寝殿造の研究』で知られる建築史家、太田静六氏が学生時代に記録した、昭和初期の早稲田大学で行われていた建築史の授業ノート全9冊を研究対象とし読解を行う。その中でも2025年度は全3冊に及ぶ伊東忠太が講師を務めた『日本建築史』ノートの1冊目(原始~奈良)を対象とし、読み下し・注釈/補注作業を行った。 講義ノート群は1933年頃に記載されたものであり、1932年のカリキュラム変更に端を発する今日の早稲田建築史教育の最初期例として貴重な史料である。今年度は昨年度に引き続き『日本建築史』ほか2冊(弘仁~近代)の体裁を整え、解釈を進めるとともに、研究背景/目的をまとめ、一冊の書籍として刊行することを目標としている。
●ゼミ構成員(敬称略)
修士二年:照屋璃来、牧瀬正明、金井葵、山本優(研究会長)
修士一年:犬飼康貴
学部四年:井上真翔
●開催日時
隔週火曜11:00〜