技術思想研究会 2025

 日本の建築設計組織の中心は近世、近代、現代という時代の変化の中で大工家、建築家、組織設計事務所というように変化していった。中でも現場加工の手工業体制からプレファブの工業体制に転換していく過渡期は現代の建築設計の基礎的な条件を形成した重要な時期であろう。
 本研究会では、特に終戦前後に渡る建築設計組織の変化および設計技術の変化、そこに関与した社会思想との関連について読み解くことで現代につながる建築設計のルーツを探る。主に雑誌を一次資料として用い、プレファブの条件を形成していった戦後に強く着目する。

●ゼミ構成員(敬称略)
修士一年:犬飼康貴、松野良郁(研究会長)
学部四年:島田恵佑

●研究会日時
隔週金曜日11:00~